SHINeeジョンヒョンの自殺から約半年…メンバーが本音を語る
人気アイドルの自殺という衝撃的な出来事から約半年がたった今、SHINee(シャイニー)のカムバック情報が聞こえてきた。
リーダーボーカルを失ったSHINeeのメンバーたちは、5月30日に放送された韓国のトークショー“ラジオスター”でその胸の内を語り、涙を流した。
ジョンヒョンの自殺、残されたメンバーが語った本音とは…
この日、ラジオスターでは<SHINee’s back>特集が組まれ、SHINee(シャイニー)のメンバーオンユ、ミンホ、キー、テミンが出演。
番組没頭、「最近大変残念なお知らせがありましたが…」と司会者の一人が質問をすると、ミンホは「実は、出演することをためらいました…」と慎重に話を切り出した。
ミンホが語ったこと
この番組だからという理由ではなく、「テレビ番組に出演すること」自体に大きな不安がありました。「バラエティー番組だから明るい雰囲気づくりをしないといけない。だけど、今の状態で番組に出ても大丈夫なのだろうか。」ということを考えましたね。
時間が経つと共に気持ちも少しずつ落ち着いてきました。
毎日5人揃って向かっていた放送局に4人で足を踏み入れ、その放送局内のスタッフと顔を合わせることが辛かったです。これは、他のメンバー全員が思っていたことで…
しかし、避けて通れないことはわかっています。真正面からぶつかっていかなければならないと思い、気持ちを立て直しました。
完璧に立ち直ることは難しいかもしれない。だけど、ニューアルバムが出たり、ステージを見るときは、5人だと思って頂けるともっと僕たちも頑張れると思います。このことだけは、どうしても直接話したかったです。今後も温かく見守ってください。
オンユが語ったこと
本当に本当に悲しかった。でも、涙が出なかったんです。いや、泣いてはいけないと思っていました。
キーが語ったこと
僕は、“そのこと”があってから“心的外傷後ストレス障害(PTSD)”という診断結果を受けました。
“そのこと”があったからといって、SHINeeが終った訳ではありません。もちろん、その苦しみに打ち勝つことは難しいと思いますが、一日でも早くその事実を受け止め前に進まないといけないと思いましたね。第三者の口からではなく自分たちの口から事実を語ることが必要だと思ったのが出演を決心したきっかけとなりました。
当時は、家の外に出たくなかったです。周りの人が慰めてくれる、それが辛かった。いつものように接してほしいです。でないと、早く受け止めて日常に戻ることができないから…。
4人で東京ドームコンサートを行ったことは他のメンバーのためでもあり、ファンのためでもありました。ファンの方と一緒にジョンヒョンに別れを告げるために。
しかし、僕たちがアイドルと理由だけでマーケティングとして故人を利用しているのではないかという反応をきくことがとても苦しかった。ジョンヒョンを失った傷みが消えた訳じゃなく、少し鈍感になっただけなのに…。
テミンが語ったこと
“そのこと”が起きたのは、内気な僕の性格がだんだん変わり、チームに対する思いも次第に深くなり、メンバーの大切さを感じ始めていた時でした。
今後、SHINeeの活動予定は?
SHINee(シャイニー)の6枚目となる今回のアルバムは、EP.1(エピソード1)からEP.3(エピソード3)の3つで構成されていて、その内のEP.1(エピソード1)は5月28日に既に発売されている。
現在、カムバック活動真っ只中のSHINee(シャイニー)だが、本日6月11日の午後6時にEP.2(エピソード2)を公開、続けて6月25日にEP.3(エピソード3)が公開される予定。
なお、今年の7月には東京ドームでファンイベントが、大阪ではSMTOWNライブが決定している。
詳しくは公式HPをご覧ください。